WordPressブログの記事URL変更はSEOのタブー?変更のリスクと正しい変更方法を解説

WordPressブログの記事URL変更

すもベビ

「ブログ記事のURLを変更したい」と思っていませんか?

それ、正しくやらないと、ブログをダメにしてしまいますよ。

ブログ記事のURL変更は、WordPressの管理画面から簡単にできます。

しかし、ブログに一定のアクセスがある場合、URLを変更したまま放置すると、深刻な問題が生じます。

この記事で分かること
  • ブログの記事URL(パーマリンク)を変更するリスク
  • 記事URLを変更の方法
  • 記事URL変更後に必要な対応(リダイレクト)←忘れないで!

ブログ記事のURL(パーマリンク)を変更するリスク

ブログ記事のパーマリンク変更の危険性

まず、ブログ記事のURL(パーマリンク)を変更するリスクです。

  • Googleの検索エンジンにおける記事の評価が「0」扱いになる

これに尽きます。

記事が新規ページ扱いとなり、検索上位に表示されていた記事でも順位圏外に飛ばされます。

汗水たらして執筆し、SEO対策や被リンクも万全で高い評価を受けていた記事が、一瞬で吹き飛ぶのです。

URL変更の影響はブログ全体に及ぶリスクがある

URLを変更した記事がブログの稼ぎ頭だった場合、被害は深刻です。

まず、記事が圏外に飛ばされて、変更記事自体のアクセスと収益がなくなります。

稼ぎ頭の記事へのアクセスがなくなると、リンク先の記事への流入もなくなり、ブログ全体のアクセス数もガタッと下がります。

また、ブログ全体の評価が下がり、さらに事態は深刻になります。

  1. 記事URLを変更して放置する
  2. 記事が圏外へ吹っ飛ぶ
  3. 変更記事に内部リンクを貼っていた記事も流入減少
  4. ブログ全体のアクセスが下がる
  5. ブログ全体の評価が下がる

ブログURL(ドメイン)を変えるのはもっとリスキー

ブログURL(ドメイン)を変更するのは、さらにリスクが大きいです。

ブログ運営で積み上げたドメインパワーが0になり、ブログを立ち上げた頃と同じ状態になるからです。

ブログの評価も0、記事も新規ページ扱いで検索圏外から再スタートという、地獄のような状態です。

ブログURL(ドメイン)を変更した後、ブログの評価を戻すには、改めてGoogleの評価を受ける必要があります。

これには検索エンジンの仕様上、3~6ヶ月かかります。

ブログの再評価に期間がかかる理由については、下の記事で詳しく解説しています。

「ブログ収益化までの期間は平均3ヶ月」はウソ?初心者が稼ぐのに必要な本当の期間

WordPressブログの記事URLの変更方法と変更後の対応

記事URL変更後のリダイレクト、内部リンク調整、インデックス登録

ブログ記事のURL変更のリスクを確認しました。

リスクがあるから変更NGという人もいますが、そうではありません。

ブログが大きくなると、URLの変更が必要になることだってあります。

そんな時は、URL変更後に適切な対応をすれば、影響を最小限に抑えることができます。

それでは、記事URLを変更する方法を確認していきます。

記事URLを変更して放置するリスクは大きすぎるので、必ず正しい方法で変更し、変更後の処理も忘れないでください。

手順は4つあります。

  1. 記事URLを変更
  2. リダイレクト設定
  3. 内部リンクの調整
  4. Google Search Consoleでインデックス登録

1.記事URLを変更する方法

まず、WordPressダッシュボードを開きます。

「投稿」→「投稿一覧」とクリックし、URLを変更したい記事を選びます。

記事編集画面が開いたら、パーマリンクの「変更」をクリックします。

WordPress記事のURL変更

下の画像のように、記事URL(パーマリンク)を変更できるようになるので、希望するURLを入力し、「OK」をクリックします。

WordPressブログ記事のURL変更

記事の「更新」をクリックすれば、変更作業は完了です。

記事URL変更

すもベビ

念のため、記事更新後に記事URLが変更されていることを確認しておきましょう。

私はネット環境の悪い場所に住んでいるので、更新途中でネットが切断され、記事URLが変更されないということが何度かありました。

URLを変更したい記事で同じ作業を繰り返す

複数記事のURLを変更したい場合、先ほどの作業を記事ごとに繰り返します。

手間はかかりますが、必要な作業です。

2.リダイレクト設定

記事URLの変更が終わったら、リダイレクト設定をします。

すもベビ

URLを変更した記事は、新規ページと同じで評価が0の状態です。

放置すると圏外に飛ばされたままになるので、すぐにリダイレクト設定をしましょう。

URL変更記事のリダイレクト設定とは

リダイレクトというのは、指定したURLから他のURLへ自動的に転送されることです。

記事URLの変更後にリダイレクト設定をすることで、変更前のURLでアクセスしてきたユーザーを、変更後のURLに飛ばすことができます。

簡単に言えば、「記事URLを変えたけど、被リンクや検索順位は維持したいから変更前と同じだとみなしてね」と検索エンジンにお願いする設定です。

メリットは、次のとおりです。

  • 変更前のURLが持っていたリンクパワーを、変更後のURLに引き継げる
  • 検索結果に表示されるURLが、変更前から変更後に切り替わっていく
  • リンク切れの心配がない

すもベビ

引き継げるリンクパワーは7割とか8割という意見もありますが、適切に設定すれば、SEO上のデメリットは最小限で済みます。

URL変更記事のリダイレクト:プラグイン「Redirection」のインストール

リダイレクトにはプラグイン「Redirection」を使います。

WordPressダッシュボードから「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。

Redirectionのインストール

インストールできるプラグイン一覧が表示された画面が開きます。

右上の「プラグインの検索」に「Redirection」と入力すると、自動的にプラグインが表示されます。

「Redirection」の「今すぐインストール」をクリックすると、インストールが開始されます。

Redirectionのインストール

インストールが完了したら「有効化」をクリックし、プラグインを稼働状態にします。

Redirectionのインストール

URL変更記事のリダイレクト:プラグイン「Redirection」の設定

WordPressダッシュボードから「ツール」→「Redirection」をクリックし、リダイレクションの設定画面を開きます。

Redirection

「新しい転送ルールを追加」欄に、必要項目を入力します。

Redirection

項目 入力内容
ソースURL 変更前のURL

ドメイン以降のURL(パーマリンク)のみ入力

例:https://sumou-baby.com/image-compression/なら、入力するのは「image-compression/」だけ

Query Parameters 空欄のまま

※リダイレクトの目的を記入する欄

ターゲットURL 変更後のURL

URL全体を入力

例:例:https://sumou-baby.com/image-compression/なら、全てのURLを入力する

グループ 変更なし

すもベビ

注意したいのは、ソースURLとターゲットURLで入力する部分が違うことです。

ソースURL(変更前)はドメイン以降(パーマリンクのみ)、ターゲットURL(変更後)はURL全体を入力します。

※ソースURLにURL全体を入力しても、ドメイン部分が自動で削除されるので、リダイレクトに問題は生じません。

変更前と変更後のURLを入力したら、「転送ルールを追加」をクリックします。

Redirection設定

下の画像のように、画面右下に「Redirection saved」と表示され、転送ルールが追加されれば成功です。

Redirection設定

記事ごとに設定する

複数記事のURLを変更した場合、一つひとつリダイレクト作業を行う必要があります。

すもベビ

記事数が多い場合は、エクセルで変更前後のURLの対応表を作っておくと、効率的に進められます。

リダイレクトの確認をしよう

リダイレクト作業が終了したら、正しくリダイレクトされるか確認しましょう。

  1. ブラウザ上で、変更前のURLを入力してアクセス
  2. 変更後のURLにアクセスできることを確認

3.内部リンクを変更

すもベビ

リダイレクトが終わって一安心、ではありません。

もう一つ、確認しておきたいことがあります。

内部リンクです。

ブログ内に設置した内部リンクは、変更前のURLがそのまま残っています。

リダイレクト設定をしているので記事にアクセスはできますが、プラグインやテーマの影響で不具合が生じるリスクがあります。

リダイレクト後に、内部リンクも変更後のURLに書き換えておきましょう。

 内部リンクの変更:プラグイン「Search Regex」のインストール

内部リンクの変更には、Search Regexというプラグインを使います。

Search Regexは、変更前のURLの文字列を、変更後のURLに一括で置き換えられるプラグインです。

このプラグインをインストールし、新旧のURLを一括で置き換えます。

WordPressダッシュボードから、「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。

search regexをインストール

プラグインを追加する画面が表示されたら、「プラグインの検索」欄に「Search Regex」と入力します。

すると、自動でプラグインが検索されてSearch Regexが表示されるので、「今すぐインストール」をクリックします。

search regexをインストール

インストールが完成したら、「有効化」をクリックして設定に進みます。

search regexを有効化

内部リンクの変更:プラグイン「Search Regex」の設定

WordPressダッシュボードから「ツール」→「Search Regex」とクリックします。

search regexで一括置換

すると、下の画像の画面が開きます。

search regexで一括置換

Search patternに変更前のURLのドメイン以降(パーマリンクのみ)を入力し、「Search」をクリックします。

search regexで一括置換

変更前のURLが記載されている記事と記載部分が、ハイライト表示されます。

search regexで一括置換

「Replace pattern」に変更後のURLを入力し、「Replace」をクリックします。

search regexで一括置換

結果を確認し、問題がなければ「Replace&Save」をクリックして完了です。

search regexで一括置換

Google Search Consoleでインデックス登録

すもベビ

新しい記事を投稿したら、Google Search Consoleでインデックス登録しますよね?

記事URLを変更した後は、SEO対策の一つとして、変更後のURLにGoogleにクロールしてもらわなければなりません。

手間ですが、変更した記事全てについてインデックス登録しておきます。

Google Search Consoleを開き、「ドメインを確認」します。

Google Search Console

「🔍」欄に変更後の記事URLを入力すると、下の画像の画面が出てくるので、しばらく待ちます。

Google Search Console

「URLがGoogleに登録されていません」と表示されたら、「インデックス登録をリクエスト」をクリックします。

Google Search Consoleでインデックス登録

「公開URLがインデックスに登録可能かどうかをテストする」と表示されるので、待ちます。

結構、待ちます。

Google Search Console

下の画像が表示されたら、リクエストは完了です。

Google Search Consoleでインデックス登録完了

すもベビ

インデックスを登録した直後は、「URLがGoogleに登録されていません」と表示されます。

しばらく時間をおいて確認すると、「URLはGoogleに登録されています」に変わります。

WordPressブログの記事URL変更のまとめ

ブログ記事のURLを変更したまま放置すると、記事の評価が0になって検索圏外に吹き飛びます。

回避するには、記事URL変更後に、リダイレクト、内部リンクの調整、Google Search Consoleのインデックス登録をしておきます。

URLを変更した記事が多いと手間と時間がかかりますが、SEO対策として重要な作業です。

忘れずにしておきましょう。